平成20年2月15日
金融庁
19年9月期における不良債権の状況等(ポイント)
1. 不良債権(金融再生法開示債権)の状況
19年9月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は11.9兆円であり、19年3月期の12.0兆円に比べ0.1兆円の減少となっています。
(参考)19年9月期における金融再生法開示債権の増減要因(単位:兆円)
*「返済等」「オフバランス化等」には、返済のほか統計上生じる誤差脱漏が含まれる。
(注)銀行に対するアンケート調査により把握したもの。
2. 個別貸倒引当金の状況
19年9月期における全国銀行の個別貸倒引当金残高は2.76兆円と、19年3月期の2.72兆円と比べ0.04兆円の増加となっています。
3. 不良債権処分損の状況
19年9月期における全国銀行の不良債権処分損(不良債権の処理に伴う損失)は0.8兆円であり、前年同期(18年9月期)の0.2兆円と比べ0.6兆円の増加となっています。
(注)計数は、一部を除き百億円単位を四捨五入して記載。
お問い合わせ先
金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
監督局総務課(内線3308、3369)
(表1) | 金融再生法開示債権等の推移 |
(Excel) (PDF:85KB) | |
(表2) | 全国銀行の金融再生法開示債権の増減要因 |
(Excel) (PDF:70KB) | |
(表3) | 金融再生法開示債権の保全状況の推移 |
(Excel) (PDF:66KB) | |
(表4) | 担保不動産の評価額(処分可能見込額)と売却実績額の推移 |
(Excel) (PDF:54KB) | |
(表5) | 不良債権処分損等の推移(全国銀行) |
(Excel) (PDF:75KB) | |
(表6) | リスク管理債権額等の推移 |
(Excel) (PDF:112KB) | |
(表7) | 自己査定による債務者区分の推移 |
(Excel) (PDF:67KB) |