令和5年3月30日
金融庁
地域金融機関の事業者支援能力の向上を後押しする取組について
地域経済が新型コロナウイルス感染症や物価高等の影響を受ける中、地域経済の成長を支える存在である地域金融機関が、地域におけるネットワーク等を活かし、その役割を果たす重要性が一層高まっています。
金融庁では、地域金融機関の事業者支援能力の向上を後押しするため、地域金融機関の現場職員の間で、地域・組織・業態を超えて事業者支援のノウハウ・知見を共有するなどの取組みを進めてきました(参考資料)。
この一環として、①金融機関の現場職員が担当先の経営改善支援にあたって、担当先それぞれが抱える課題に応じた優先順位付けを行う際のAI等の活用可能性に関する調査・研究(資料1)や、②事業者支援に着手する際のポイントや事業者の特性に応じた支援ノウハウ等の業種別の着眼点(資料2)の整理についての委託調査を実施し、今般調査結果を取りまとめましたので公表いたします。
金融庁では、これらの調査結果も活用しながら、地域金融機関の金融仲介機能の発揮に向けた取組みを後押ししていきます。
- (資料1)
- 「AIやICT技術を活用した経営改善支援の効率化に向けた調査・研究」の概要(PDF:1.12MB)(※)
(※)本調査・研究の結果構築した汎用的なAIモデルについての利用を希望される方は、こちらのページにおいて、利用規約や利用申請書を掲載しておりますので、併せてご覧ください。 - (資料2)
- 『業種別支援の着眼点』の概要(PDF:1.54MB)(※)
(※)『業種別支援の着眼点』については、こちらのページにおいて、PDF版・PowerPoint版・動画版を掲載しておりますので、併せてご覧ください。 - (参考資料)
- 事業者支援ノウハウ共有の取組み(PDF:0.71MB)
(注)それぞれについての委託先からの最終報告書については、下記リンクをご確認ください。
「AIやICT技術を活用した経営改善支援の効率化に向けた調査・研究」
「業種別の経営改善支援の効率化に向けた委託調査」
お問い合わせ先
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局銀行第二課地域金融企画室
・AIやICT技術を活用した経営改善支援の効率化に向けた調査・研究(内線5369、2209)
・『業種別支援の着眼点』(内線2938、3900)