令和2年8月11日
金融庁

オンラインシンポジウム
「金融経済教育と資産形成の未来
~新型コロナウイルスの影響を踏まえて~」
の動画公開について

 金融庁では、今後の金融経済教育や国民の安定的な資産形成について、様々な社会の変化も踏まえつつ、これまでの成果や今後の課題を議論し、広く発信することを目的として、オンラインシンポジウム「金融経済教育と資産形成の未来~新型コロナウイルスの影響を踏まえて~」を、本年6月20日(土)に開催しましたので、当日の模様を動画にて公開いたします。

 同シンポジウムでは、⾦融経済教育に携わる教育関係者及び有識者、個⼈投資家、中央銀⾏や⾦融当局等の多様な関係者により、下記のとおり様々なディスカッションを⾏いました。


1.【基調対談】金融経済教育と資産形成の未来


 新型コロナウイルスにより様々な影響が生じている中、今後の金融経済教育と資産形成を考える上で重要な論点について、安田洋祐氏(大阪大学経済学部准教授)の司会のもと、若田部昌澄氏(日本銀行副総裁)と遠藤金融庁長官(※)が対談しました。

2.【投資座談会】長期・積立・分散投資は今後も有効か?
 

 株式相場が不安定な時の心構え、投資環境が悪化した際の考え方などについて、経済コラムニストの大江英樹氏、投資ブロガーの虫とり小僧さん、吊られた男さんに、それぞれの経験も踏まえて語っていただきました。

3.【パネルディスカッション①】リテールビジネスの未来と利用者に求められる準備
 

 資産形成をはじめ、金融サービスの選択肢が広がる中、利用者の側でも金融リテラシーを身に付けることが重要になっています。金融商品の購入の際にどのようなことがポイントになるか、利用者に求められる準備やリテールビジネスのあり方について議論しました。
(パネリスト)   島田 知保 氏 (専門誌「投資信託事情」発行人兼編集長)
          伊藤 宏一 氏 (千葉商科大学 人間社会学部教授/日本FP協会 専務理事)
          田原 泰雅(金融庁 総合政策局総合政策課長)(※)
(モデレーター)北澤 千秋 氏 (株式会社QUICK 専務執行役員リサーチ本部主幹)

4.【パネルディスカッション②】金融経済教育の実践と課題
 

 新型コロナウイルスの影響により社会不安が生じている中、金融経済教育を進める上でどのような課題があるでしょうか。金融経済教育に携わる有識者により、これまでの取組みと今後の課題について、パネルディスカッションを行いました。
(パネリスト) 西村 隆男 氏 (横浜国立大学 名誉教授)
        村上 恵子 氏 (県立広島大学 経営情報学部教授)
        中川 忍氏 (埼玉大学 経済学部教授)
        森永 康平 氏 (株式会社マネネ CEO/経済アナリスト)
(モデレーター)佐藤 雅之(金融庁 総合政策局総合政策課総合政策管理官) (※)

※登壇者の肩書は2020年6月20日時点のものです。
 

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局総合政策課金融知識普及係(内線3716、2189)

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