令和2年3月19日
金融庁
2020年のグローバルマネーウィーク
(Global Money Week)について
グローバルマネーウィークは、2012年から2019年まで、CYFI(Child & Youth Finance International)が運営していた、子供・若者に対する金融教育・金融包摂の推進のための国際的な啓発週間です。2019年は、152の国と地域で、10,000の組織が参加し、それぞれ金融教育に関する活動を行ったと発表されています。
2020年より、CYFIに代わり、OECDに事務局を置くINFE(金融教育に対する国際的ネットワーク)が主催することとなり、3月23日から29日までの1週間を対象期間として、各国で準備が進められてきました。今回、新型コロナウイルス感染症対策に関する情勢を踏まえ、本年はINFEを中心とした国際的キャンペーンは延期されることとなりました。
金融庁は、日本におけるINFE参加当局(※)として、子供及び若者に対する金融教育及び金融包摂の重要性についての問題意識を高め、すべての子供と若者に金融教育と金融包摂の機会を与えることを目指すといったグローバルマネーウィークの趣旨に賛同しております。本年度については、新型コロナウイルス感染症対策に関する情勢を踏まえ、金融庁・財務局として関連の対面でのイベントは実施しませんが、INFEへの参加を通じ、国際的な視点も踏まえつつ、引き続き金融教育の推進に努めてまいります。
(※) 我が国からは、金融庁のほか、日本銀行が参加しています。
参考1 グローバルマネーウィーク公式サイト(英語)
参考2 金融庁では、職員による自主的な政策提案の枠組みとして「政策オープンラボ」を
設置しています。そのプロジェクトチームの1つである「金融包摂チーム」では、
日本における子供の貧困問題に対する職員の認知度向上の観点から、当初予定されて
いたグローバルマネーウィークと同時期に、金融庁内での古本募金の活動「Book
Drive 2020 in FSA」(職員向けの「こどものみらい古本募金」の活動)を実施
します。
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総合政策局 総合政策課 金融知識普及係
03-3506-6000(代表)(内線 5398、2189)