令和2年4月30日
金融庁
 

  「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」初の支援決定案件について

   金融庁では、金融機関の基幹系システムに関する先進的な取組みに対して、法令解釈等の機能に加えて、ITガバナンスやITに関するリスク管理等システムモニタリングの観点から支援するため、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」を設置しました(「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」の設置について)。
 今般、基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ設置後、本スキームにおける支援を決定した第1号案件について、お知らせいたします。
   本件は、申請に対して、以下のチェック項目に照らして検討した結果、金融庁として本スキームを通じた支援を行うことを決定したものです。

   ① 基幹系システムの開発・更改により、業界全体のデジタライゼーション進展や生産性向上、我が国における利用者利便の生産性向上が見込まれること(社会的意義)

 ② 実現しようとする基幹系システムの開発・更新に先進性が認められること(先進性)

 ③ 基幹系システムの開発・更改において、利用者保護上の適切な対応が確保されていること(利用者保護)

 ④ 基幹系システムの開発・更改に必要な資金・人員等のリソースが確保されていること(遂行可能性)
 

  なお、支援終了後には、支援を通じて整理されたモニタリング上のITガバナンスやリスク管理等に関する論点等を含む支援結果・結論について、金融庁ウェブサイトにおいて公表させていただきます。
  今後も、本スキームにおいて支援を決定した際には、随時公表させていただきます。

申込者名

 株式会社静岡銀行

概要

(案件内容)
 オープン系技術を活用した記帳決済システム導入でハードウェアやロケーションの自由選択を可能とすること、システム機能のコンポーネント化により外部サービスとの機動的な接続を可能とすること等を検討。

(想定期間)
 令和2年4月から令和3年1月まで

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局 リスク分析総括課(内線2215、2506)

 

サイトマップ

ページの先頭に戻る