事務ガイドライン（「金融監督等にあたっての留意事項について（第二分冊：保険会社関係）」）の一部改正について

１．  金融庁において、事務運営上必要が生じたものについて、本日、事務ガイドライン（「金融監督等にあたっての留意事項について（第二分冊：保険会社関係）」）を別添のとおり改正し、各財務局に通知した。

２．  主な改正内容

【規制緩和関係】

• 外貨建債務の取り入れの原則自由化（１－３－５(9)）
• インターネット等を利用した保険契約に係る審査基準の新設（１－９）
• 届出商品等に係る審査手続の明確化及び特約自由とする要件の明確化（３－６）（３-６-１　別添２、３を参照下さい。）

【第三分野相互参入に係るルール整備関係】

• 保険料積立金の定義（１－10－７）
• 規則第59条の２第１項第３号ハ関係別表（損害保険会社関係）等に規定する「主たる保険としている保険契約」の定義（１－10－８）
• 「契約内容登録制度」の拡充（１－３－６(10)）
• 医的診査時における被保険者の本人確認（３－１－２(10)ロｂ）
• 保険計理人が関与する保険数理に関する事項の見直し（３－３－７）

【その他】

• 契約者等による本人署名等の適正化（１－３－６(11)）
• 任意シナリオを用いて将来収支分析を行った場合における情報開示（１－８－６）
• 責任準備金対応債券の定義（１－10－６）
• 生命保険会社が他の生命保険会社の募集の代理を行える場合の要件（２－１(2)ホ）
• 団体扱等契約の適正化（２－４［団体扱契約］２．(4)及び［集団扱契約］２．(4)、３－１－２(4)）