平成20年4月16日
金融庁
バーゼル銀行監督委員会によるプレスリリース
「銀行システムの強靭性強化のための対策」の公表について
バーゼル銀行監督委員会は、4月16日、「銀行システムの強靭性強化のための対策」と題するプレスリリースを公表しました。
バーゼル銀行監督委員会は、金融ショックに対する銀行システムの強靭性強化のため、以下のような一連の対策を提案しています。
- バーゼル II の枠組みの強化(複雑な証券化商品の取扱い等)
- 流動性リスクの管理や監督に係るグローバルな健全性基準(サウンド・プラクティス)の強化
- 銀行のリスク管理や監督手法の強化に係る取組み
- 情報開示の改善等を通じた市場規律の強化
これらの対応は、現在金融市場でリスクの再評価やレバレッジの解消プロセスが継続しているため、潜在的な当面の悪影響を回避することにも留意しながら、銀行の長期的な強靭性としっかりとした監督を促進するような形で行われることとされています。また、バーゼル銀行監督委員会によるこれらの施策は、4月11日に七か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G7)に報告書を提出した金融安定化フォーラム(FSF)の取組みを支援するものでもあります。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
- プレス・リリース(原文)、(仮訳(PDF:150K))
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