鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(令和5年2月28日(火曜)8時45分~8時48分)
【質疑応答】
- 問)
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大臣、出張お疲れさまでした。今回インドで開かれたG7・G20の財務相会合では、ロシアのウクライナ侵略や新興国の債務問題などが話し合われましたけれども、これを踏まえて、今年5月に日本で開くG7の財務相・中央銀行総裁会議で重点的に議論したいテーマを現時点でどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
- 答)
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先週開催したG7では、ウクライナへの揺るぎない支援とロシアに対する非難で一致しました。
G20でも、低・中所得国の債務問題への対応について、具体的な取組で全メンバーが一致するなど、一定の成果を上げることができたと考えております。
こうした成果も踏まえまして、5月、新潟での会議も見据えて、各国と議論を深めてまいります。
具体的に申し上げますと、まず、ウクライナ支援とロシアに対する圧力、低・中所得国の債務問題への対処といった喫緊の課題については、ウクライナ情勢や世界経済の動向も注視しつつ、迅速かつ適切に対処する必要があります。
また、世界経済の強靱化に向けて、気候変動、国際保健、経済安全保障、金融デジタル化、国際課税などの分野でも取組を進めてまいります。
加えまして、より長期の課題として、多様な価値を踏まえた経済政策についても議論したいと考えています。無料のデジタルサービス、富の平等、持続可能性といった様々な価値の重要性が高まる中、こうした多様な価値を踏まえた、よりよい経済政策の実現に向けて、各国と率直な議論を交わしたいと考えているところです。
- 問)
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今日この後も予算委員会があると思いますが、午後に予算案についての採決も行われると承知しているんですが、現時点でここが通れば年度内の成立が確実になるということで今の受け止めをお願いいたします。
- 答)
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今日、順調にいけば衆議院を通過するということで、年度内の成立が見通せるということになります。
やはり、現下の国内の経済状況等を見ますと、予算をしっかりと年度内に仕上げて年度始めから予算を執行する、これは最大の経済対策でもあると、こう思っておりますので、何とか最後までしっかり仕上げるように、最後まで緊張感を持ってやってまいりたいと思っています。
(以上)