鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和4年3月15日(火曜)9時42分~9時45分)

【質疑応答】

問)

公明党の山口代表が12日に東京都内で開かれました懇談会で、ガソリン価格抑制のため、トリガー条項の凍結が必要との考えを示されました。条項の解除については、昔やったこともありますし、いろいろメリット・デメリットあると言われていますけれども、大臣の考えをお願いします。

答)

山口公明党代表が、今お尋ねのような発言があったということは、私も新聞で拝見をいたしました。政府の今現在の立場でありますけれども、政府としては、4日に取りまとめました「緊急対策」に基づきまして、エネルギー価格の急騰から国民生活や日本経済を守るため、「激変緩和措置」の大幅な拡充・強化や日本公庫等による低利融資をはじめとして、原油価格のさらなる急騰に備え、国民生活や企業活動への影響を最小限に抑えられるよう、様々な対策を重層的に講じております。
そして今後のこととして、さらに原油価格が上昇し続けた場合の対応につきましては、今般の対策の執行状況や国際情勢、経済状況、原油価格の動向等を見極めながら、政府全体として関係大臣と連携して、引き続きしっかり検討し、対応していくというのが今の我々の立場でございます。

問)

為替市場で円安が進んでおりまして118円台をつけました。改めまして大臣のご所感をお願いします。これは悪い円安なのかどうか、そこも含めてお願いします。

答)

毎度のことで恐縮ですけれども、日々の相場の動きにつきましては、私の発言で何か影響を与えてもいけませんので、コメントはしないということにさせていただきたいと思います。しかし為替の安定というのは重要なことでありますので、政府としては、為替市場の動向でありますとか日本経済への影響をしっかりと注視していきたいと思っております。

(以上)

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