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宇野金融担当大臣政務官挨拶
(平成21年1月29日(木)財務局長会議)
ご苦労様でございます。
私の方からは2点お話をさせていただきたいと思います。
一点目は、今国会の提出法案について簡単にお話させていただきます。
まず「金融商品取引法等の一部を改正する法律案」でございます。これはもう皆様方がよくご存知だと思いますが、信用格付業者に対する公的規制の導入、金融商品取引所による商品市場の開設等を可能とするための制度整備、指定紛争解決制度(いわゆる金融ADR)の創設等、所要の制度の整備を行うものであります。
また、「資金決済に関する法律案(仮称)」は、資金決済に関するサービスの適切な実施の確保及びその提供の促進を図るため、前払式支払手段に関する制度整備、銀行等以外の者が行う為替取引に係る制度整備等、資金決済に関する所要の制度整備を行うものであります。
またもう一つ、議員立法でありますけど、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案であります、銀行等の保有する株式を買い取るという法律案ですけれども、これは衆議院は通過しましたが、参議院での審議を待っている状況でございます。
それから、二点目でございますけれど、株券の電子化についてであります。
たいへん皆様方にはご尽力いただきまして、円滑に電子化が進んできたというふうに考えており、皆様方の指導監督に感謝を申し上げます。また、この後も引き続きまして、配当金等の受取りの変更など、実務面に関するいろいろな変更がございますので、その辺の周知徹底をぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
日ごろ皆様方にたいへんお世話になっていることを改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。